BitMEXの詳細情報
総合評価: 未評価
口コミ総数:評価がまだありません
満足度 | まだ評価はありません |
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将来性 | まだ評価はありません |
期待値 | まだ評価はありません |
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BitMEXの手数料を理解すると取引を有利に進められます。
・トレードをすればするだけ利益が出る
・手数料負けしないトレードの実現
・放置するだけで手数料の収益を得られる
BitMEXの手数料を理解すると、上記のような取引も可能。
BitMEXの手数料は基本的なポイントを押さえてしまえばあとは簡単。
他の取引所とちょっとだけ違う概念があるので、そこさえクリアすればそれほど恐れることはありません。
手数料について理解したら、次は実践編。
「手数料で稼ぐ方法」「手数料で損をしない方法」などを紹介していくので、併せて参考にしてみてくださいね。
それでは、まずはBitMEXで扱われる手数料の種類から確認していきましょう!
※2020年8月現在
BitMEXでは日本ユーザーの取引を制限中。
アカウントの登録は行えますが、預金や取引を行うことが出来ません。
BitMEXでは「4つの手数料」があります。
・Maker手数料…指値注文をする際に発生
・Taker手数料…成行注文をする際に発生
・Funding手数料…ポジションの保有で発生
・決済手数料…ポジションの決済で発生
それぞれ解説していきます。
Maker手数料は指値注文をするときに発生します。
指値注文とは「自分が指定した価格」で取引を行うこと。
例えば「1BTC = 100万円」の相場の時に、
・1BTC = 95万円で買う注文を出す
・1BTC = 105万円で売る注文を出す
この注文方法を「指値注文」と言います。
Maker手数料は「-0.025% ~ -0.05%」。
「手数料がマイナス?どういうこと?」と思うかもしれません。
マイナス手数料は料金を支払うのではなく、BitMEXから手数料が貰えることを意味しています!
具体的に見てみましょう。
■例① 1BTC=100万円のとき、
1BTCを95万円で買う指値注文をする
950,000 × 0.00025(%) = 237.5
237.5円分のBTCが手元に戻ってくる。
■例② 1BTC=100万円のとき、
1BTCを105万円で売る指値注文をする
1,050,000 × 0.00025(%) = 262.5
262.5円分のBTCが手元に戻ってくる。
手数料は指値注文の額にかかります。
なので、理論上は相場と同じ価格で指値注文をしたら、Maker手数料分でずっと儲けることができます。
では、レバレッジをかけていた場合どうなるのでしょうか?
■例 レバレッジ100倍
1万円を証拠金にして、100万円分の指値注文をする
1,000,000 × 0.00025(%) = 250
262.5円分のBTCが手元に戻ってくる。
レバレッジ取引の場合、元本ではなく取引で使う金額の方に手数料がかかります。
要するにMaker手数料は約定した金額にかかる手数料ということです。
Maker手数料で注文を出すだけで利益が出るので、BitMEXのトレーダーたちはほとんどMaker注文で取引を行っています。
なぜBitMEXが指値注文を優遇するのか?
「指値注文すると取引が活発になるから」です。
取引板にオーダーがたくさん入っていると、どの価格帯で注文を出せばいいかの指標にできますし、何より約定しやすくなります。
取引手数料で収益を得ているBitMEXとしては、取引所を盛り上げてくれるMakerの人たちに還元しているわけですね。
Taker手数料は成行注文をした際に発生。
成り行き注文とは「市場価格」で即時取引を行うこと。
例えば「1BTC = 100万円」の相場の時に、
・1BTCを買う注文 ⇒ 100万円で購入
・1BTCを売る注文 ⇒ 100万円で売却
上記例のように市場価格通りに即時で決済できるのが「成行注文」の特徴です。
Taker手数料は「0.075%~0.25%」。
■例① 1BTC=100万円のとき、
1BTC買う成行注文をする
1,000,000 × 0.0075(%) = 7,500
7500円の手数料を支払う。
■例② 1BTC=100万円のとき、
1BTCを売る成行注文をする
1,000,000 × 0.0075(%) = 7,500
7500円の手数料を支払う。
■例③ レバレッジ100倍
1万円を証拠金にして、100万円分の注文
1,000,000 × 0.0075(%) = 7,500
7500円の手数料を支払う。
Taker手数料は決済金額に応じて発生。
取引金額が高くなるとTaker手数料も大きくなり、損する可能性が出てきます。
■例 手数料で損してしまうパターン
1BTC = 100万円の時に5BTC購入。
Taker手数料 37,500円支払い
所持金: 5,037,500 ⇒ 5BTC
↓
1BTC = 101万円のときに5BTCを売却。
Taker手数料 37850円支払い。
所持金: 5BTC ⇒ 5,050,000
5,050,000 – 37850 = 5,012,150
5,012,150 – 5,037,500 = -25,350
BTC価格は上がっているにもかかわらず、取引手数料を支払って「25,300円」マイナスになってしまっています。
取引を頻繁に行う人は、取引手数料で損をしないように気を付けましょう。
一見すると、成り行き注文をするメリットが無いよう思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
成り行き注文には「即時決済できる」という特徴があるので、
・通貨をすぐ確保したい
・損切りしないといけない
・Funding手数料の支払いを防ぐ
など、すぐに決済したい時に役立ちます。
指値注文のように約定を待つ必要が無いので、差し迫った決断をするときは成行注文を使いましょう。
Funding手数料は資金調達率と保有しているポジションによって決まる手数料。
手数料を受け取れることもあれば、支払うこともあります。
BitMEXでは「資金調達率」という利率を元に、Funding手数料が決まります。
資金調達率が+でロング :手数料が貰える
資金調達率が+でショート:手数料を支払う
資金調達率が-でロング :手数料を支払う
資金調達率が-でショート:手数料が貰える
トレード画面から現在の資金調達率を確認することが出来ます。
資金調達率と保有ポジション次第でトレードせずに利益を得られる事もあります。
Funding手数料は日本時間の5時、13時、21時に発生します。
●Funding手数料が適用される条件
発生時間にポジションを持っていること
なので、直前にポジションを決済すれば適用対象にはなりません。
例えば、4時59分にポジションを決済すればFnding手数料の対象からは除外されます。
逆に言えば、ギリギリにポジションを持つことで、Funding手数料の対象になることも可能ということです。
では、具体例を用いてFunding手数料を確認してみましょう。
■例① 資金調達率+0.1%
1BTC = 100万円の場合
Aさん1BTCの買いポジションロング
Bさん1BTCの売りポジションショート
Aさんはロングポジションを持っているので、Funding手数料を支払います。
1,000,000 × 0.001% = 1,000円の支払い
Bさんはショートポジションを持っているので、Funding手数料を受け取れます。
1,000,000 × 0.001% = 1,000円の受け取り
■例② 資金調達率-0.1%
1BTC = 100万円の場合
Aさん1BTCの買いポジションロング
Bさん1BTCの売りポジションショート
Aさんはロングポジションを持っているので、Funding手数料を受け取ります。
1,000,000 × 0.001% = 1,000円の受け取り
Bさんはショートポジションを持っているので、Funding手数料を支払います。
1,000,000 × 0.001% = 1,000円の支払い
Funding手数料は何もしなくても手数料が貰える可能性がある一方で、手数料を支払い続けるリスクもあります。
資金調達率の値を見て、ポジションを決済するかどうかの指標にしてみると良いでしょう。
もっと詳しく知りたい人はこちら。
Funding手数料は「価格の調整のため」に用意されています。
どういうことか?
例を出して考えてみましょう。
資金調達率が-の時に、それぞれのポジションを取っている人たちは何を考えるでしょうか?
■ロングポジションを取っている人
資金調達率が+ということは、Funding手数料を支払う必要がある。
Funding手数料を払いたくないから、決済してショートに移そう!
■ショートポジションを取っている人
資金調達率が+ということは、Funding手数料を受け取れるな。
更にショートを増やして、もっとFunding手数料を受け取れるようにしよう!
どちらもショート(売り)に行くということは、ビットコインの価格が下がります。
ビットコインの価格が下がって下落トレンドに入ると、今度は資金調達率が-に働きます。
■ロングポジションを取っている人
資金調達率が-ということは、Funding手数料がもらえる!
Funding手数料をもらうために、ロングを増やそう!
■ショートポジションを取っている人
資金調達率が-ということは、Funding手数料を支払わなきゃいけない…
払いたくないから、ショートを決済してロングに移ろう!
資金調達率が-に転じると、今度はロング(買い)が増えるのでビットコイン価格が上がります。
Funding手数料があることで、それぞれのポジションの思惑が働いて価格が調整されていることが分かります。
元々BitMEXでは実際のビットコインを扱っている訳ではなく、架空のビットコインを取引しています。
架空のビットコイン(XBT)の取引とは言っても、実際のビットコインの価格に近付けておく必要があります。
BitMEXは実際の価格に近付けるために、各取引所のビットコイン価格を参考にしています。
この価格を参考に割り出したインデックス指標を元に、資金調達率のパーセンテージをプラスやマイナスに調整。
実際のビットコインとほぼ同等の価格を捉えることに成功している訳です。
つまり、Funding手数料はXBTの価格を現物のビットコインに近付けるために用意されている
と理解しておくようにしましょう!
決済手数料はビットコイン先物契約の際に必要になります。
決済手数料は「0.05%」かかります。
Funding手数料が発生する「無期限契約」では発生しません。
■例 ビットコイン先物契約で100万円分のポジションを決済
1,000,000 × 0.0005% = 500
500円の手数料を支払います。
決済手数料が発生するのはビットコインだけなので、他の通貨取引では気にする必要はありません。
決済手数料「0.05%」はポジション決済のたびに発生します。頻繁な取引をすると損をする可能性があるので気を付けましょう。
BitMEXでは入金・出金手数料は無料。
BitMEX自身は手数料を請求しませんが、ビットコインネットワークで元々必要な分の料金はかかります。
この料金はその時のブロックチェーンの状況によって変動します。
BitMEXの手数料は他の取引所と比べるとどうなのか?
日本と海外の仮想通貨取引所と比較してみました。
■日本
BitMEXと日本の取引所と比べると「MAKER手数料がマイナス」という点が大きく違います。
指値取引をすることで手数料が得られるのは、BitMEXのメリットと言えるでしょう。
他にもFunding手数料が∓になっている点も異なります。
日本の取引所の場合、ポジションを持ち越すとFunding手数料を支払うのが大半ですが、BitMEXではFunding手数料を得られるチャンスがあります。
単純に保有するだけの期間がある人はBitMEXを利用した方が損失が少なく済む可能性が高いでしょう。
■海外
海外の取引所と比べてみると、BitMEXと他の取引所にはそれほど大きな違いはありません。
しかし、BitMEXはデリバティブ取引所の中でも人気が高く、約定しやすいです。
コインマーケットキャップのデリバティブ取引所のランキングでも常に上位に入っているのは、取引板の厚さによるものでしょう。
実際に取引を始めてみると分かりますが、指値注文が約定しやすいのは大きなアドバンテージになります。
指値が入らなくて成行注文にせざるを得なかった機会を減らすことが出来るので、長期的に見ると手数料負けを減らすことが出来ると言えるでしょう。
BitMEXで手数料を抑える方法は簡単。
当サイトの紹介コードからBitMEXへアカウントの登録をする。
登録から6か月間は手数料10%割引に出来ます。
単純に公式サイトで登録するだけでは何も特典を得られないので注意が必要。
過去BitMEXで行っていたキャンペーンは「手数料の10%割引」以外にありません。特に他のキャンペーンを待つ必要は無いでしょう。
下記リンクから登録をすると「手数料10%割引(6か月)」が貰えます!
BitMEXの口コミ
このページにはまだ口コミがありません。
公式ホームページへ
BitMEXの手数料を活かしたトレード方法
BitMEXには単純にトレードで稼ぐ以外にも利益を得る方法があります。
ここからはBitMEXを利用するうえで知っておきたいトレードのやり方を説明していきます。
Maker手数料で稼ぐ
BitMEXは指値注文をすることでMaker手数料を得ることできます。
例えば、指値を相場と同じ値段で注文。
同値撤退することでMaker手数料分だけ稼ぐことが出来ます。
同値で注文を出すので、損益はゼロ。その代わりにMaker手数料だけ稼ぐことが出来るというわけです。
これは価格がほとんど変わらない「レンジ相場」の時にのみ使用しましょう。
価格がほとんど変わらなければ、指値で出した注文にもすぐに行きつくため、すぐに取引が成立します。
しかし、チャートが荒れて相場変動を起こすと、指値で出した注文に中々届かず取引が成立しません。
なので、Maker手数料で稼ぐ場合には、価格が安定している期間を狙っていくのがオススメです。
Funding手数料で稼ぐ
BitMEXのFunding手数料で稼ぐためには2つのポイントがあります。
・手数料発生の直前にポジションを持つ
・資金調達率の傾向を把握する
手数料発生の直前にポジションを持つ
BitMEXでFunding手数料の支払いが行われるのは「5時、13時、21時」のタイミングです。
この時間帯にポジションを持っていればFunding手数料受け取り/支払いの対象になります。
そこで、それぞれの時間直前にポジションを持つようにします。
BitMEXではFunding手数料を決める指標である「資金調達率」を載せています。
数時間後の資金調達率が載っているので、この値を参考にしてポジションを持つ。
付与直前のタイミングが望ましいですが、あまりにも直前過ぎると取引が成立しない恐れがあります。
取引板の様子も見ながら、2~5分前くらいに指値注文を出しておくと良いでしょう。
「資金調達率」を見て、Funding手数料を上手に利用してみてください。
資金調達率の傾向を把握する
過去の資金調達率の傾向を把握しておくと、ポジションの参考になります。
例えば「XBT/USD」のペアを見てみると、資金調達率が「+」になっている日が多いことが分かります。
実は2020年8月1日~8月24日の期間中、「-」に転じたのは8月8日の一日だけです。
この傾向から考えると「ショート」で保有しておけば、継続してFunding手数料を受け取れる可能性が高い。
このように過去の資金調達率の値から今後の資金調達率の予想ができます。
資金調達率は以下の手順で確認可能。
1.「契約」⇒「資金調達履歴」をクリック
2.「資金調達履歴」が一覧表示されます
資金調達率は2019年まで遡って確認可能。
記号の部分をクリックすれば、検索対象を絞ることが出来ます。
手数料負けしないポイント
BitMEXは何度も取引を行うと、手数料が高くなって損する可能性が出てきます。
そこで手数料負けしないポイントを解説。
・Taker注文を避ける
・現在の損益を把握する
Taker注文を避ける
Taker注文には「0.075%~0.25%」の手数料がかかります。
大きな取引になってくると、手数料も高くなってくるので避けるようにしましょう。
注意しておきたいのは、BitMEXにおいて「すぐに取引が成立する注文が成行注文」と見なされることです。
例えば指値取引をしようとして取引板に並んでいる価格をクリック。
その注文をオーダーに出すと、すぐに取引は成立しますよね。
このような場合でも「成行注文」と見なされ、Taker手数料がかかってしまいます。
なので、指値を出すときはすぐに注文が成立しない価格で出しておきましょう。
・価格が上がってきたらショート
・価格が下がってきたらロング
それぞれの場合に刺さる指値を出しておけば、Maker手数料を受け取れます。
知らず知らずのうちに手数料を支払って、
「気付いたらTaker注文になってた!」ということがないように気を付けましょう。
■自分の注文が指値/成行で処理されたか確認する
取引画面から「約定」をクリック。
タイプの欄を確認します。
タイプ:Limit… Maker注文として処理
タイプ:Market…Taker注文として処理
現在の損益を把握する
自分の資産の状況をきちんと認識することで、無駄な取引を避けることが出来ます。
いま稼げている状態なのか、それとも損をしている状態なのか。
資産状況を確実に把握するようにしておきましょう。
BitMEXの資産は下記手順で確認できます。
①アカウントをクリック
②取引履歴をクリック
これまでの取引の履歴を一覧で確認することが出来ます。
③現在の取引状況を確認したい場合は、
「取引画面」⇒「ポジション」をクリックします。
「未実現損益」に現在持っているポジションの含み損益が表示されます。
「実現損益」には発生した手数料の損益を表示しており、Funding手数料の損益も実現損益に中に合算されて計算されています。
自分の資産状況を把握しておくのは、投資をするうえでとても重要です。
Makerだと利益が出せていたのに成行注文で決済してしまう。大きな含み損を抱えているのに指値注文を出し続けている。
このようなことが起こらないよう、自分の資産状況を把握して、無駄な取引を行わないようにしましょう!