DeFiの始め方の詳細情報
総合評価: 未評価
口コミ総数:評価がまだありません
満足度 | まだ評価はありません |
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将来性 | まだ評価はありません |
期待値 | まだ評価はありません |
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なんとなくブームだから「Defi」をやってみたいけど、何から手を付けてよいのかわからない。という方は多いと思います。
ここまで読んでいただければ「Defi」という名前の金融商品があるわけでは無い事はお判りいただけたと思います。そして、Defiと関わり合いの深い仮想通貨やプラットフォームがある事もお気づきの頃だと思います。
そこで、まずは1サトシ(0.00000001 BTC≒0.06円)も使わずにDefiの雰囲気だけ味わって頂くのが良いと思います。
メタマスク(MetaMask)は最も人気の高い仮想通貨専用のWebウォレットです。DEXなどのチュートリアルもメタマスクを例に書かれていることがほとんどなので、特別な事情がない限りメタマスク一択で良いでしょう。
Defiと聞いて何をやったらいいかわからないという方はWebウォレットを使っていないという方も多いのではないでしょうか?ぜひ、この機会にインストールする事をお勧めします。
メタマスクにはパソコンにウォレットをインストールして利用するデスクトップウォレットと、スマホなどにアプリをインストールして利用するモバイルウォレットの2種類がありますが、セキュリティを考えてデスクトップがお勧めです。
メタマスクは、グーグルクロームなどブラウザの拡張機能として簡単にインストールと利用が出来るようになっています。
【メタマスクが対応するWebブラウザ】
・Google Chrome
・Firefox
・Brave
・Microsoft Edge
(2021年4月現在)
メタマスクはCEXやDEXといった仮想通貨取引所だけでなく、対応するブロックチェーン上のDApps(分散型アプリケーション)や、ブロックチェーンゲームなどと連携させることも可能です。
ブロックチェーンゲームの課金をメタマスクで決済するのも立派なDefiなのです。
この記事では最も使われているへのインストールを例にご説明します。
引用元:Chromeウェブストア
Googleクロームの拡張機能としてメタマスクをインストールするには、まずChromeウェブストアにアクセスし、画面右上の「Chromeに追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックすればメタマスクのインストールは完了です。
インストールが終了したら、すぐにパスワードなど初期設定を行いメタマスクを使える状態にしましょう。
引用元:メタマスク
()
Googleクロームの拡張機能としてインストールに成功すると、クロームのタブの下にメタマスクのアイコンが現れますのでクリックしてください。
「Get Started」をクリックしてください。
最初に下にある「Privacy Policy here」の青文字をクリック①すると、プライバシーポリシーページが開くので、問題が無ければ「I Agree」をクリック②してください。
引用元:メタマスク(https://metamask.io/)
新規パスワード(最低8文字)を2回入力し、利用規約への同意にチェックを入れてから「作成」をクリックしてください。
パスワードは次回以降ログインする際に必要になるので、必ずバックアップを取りましょう。
鍵のマークをクリックして、メタマスクをインストールしているPCを買い替えたり、故障などで再インストールした場合にアカウントを復元させる際に必要な、パスフレーズを表示させましょう。
パスフレーズを失うと万が一の時ウォレットにある仮想通貨をすべて失う可能性があります。ハッキングのリスクを回避する意味でも印刷するなどアナログ化してオフラインで保管する事をお勧めします。
パスフレーズの保存が完了したら、「次へ」をクリックしてください。
表示されたパスフレーズクリックして順番に並べてください。並べ終わったら「確認」をクリックしてください。
画面が切り替わったら、「全て完了」をクリックすればメタマスクの初期設定は完了です。
初期設定は終了しましたが、ついでにウォレットの秘密鍵を保存しましょう。
メタマスクは複数のアカウントを持つことが出来ます。秘密鍵は各アカウントに個別のウォレットをインポートする際に必要になります。
パスフレーズはアカウントを復元させるのに必要なキーワードでしたが、秘密鍵はメタマスクのアカウントごとのパスワードと言えるでしょう。
どちらも実印のように重要なので、確実にバックアップを取りましょう。
メイン画面のハンバーガーメニュー(︙マーク)をクリックし(画像①)、「アカウント詳細」を選択してください。
初期設定で決めたログインパスワードを入力して、「確認」を押して下さい。
秘密鍵が表示されます。秘密鍵が流出するとウォレットにある仮想通貨をすべて失う可能性があります。確実にバックアップを取ってください。
メタマスクに送金する方法をご説明します。メタマスクは初期設定でイーサリアムのブロックチェーンと接続しているので、この記事ではイーサリアム(ETH)の入金方法をご説明します。
まずメイン画面上部に表示されているアカウント名の所にマウスのポインターを重ねてください①。すると「クリップボードへコピー」という文字が現れますのでクリックをしてください②。
コピーしたアドレスに取引所などからイーサリアム(ETH)を送金すれば、③のETHの数量が送金分増加するはずです。
メタマスクの初期設定ではイーサリアム(ETH)の残高しか表示されていません。イーサリアム以外のトークン(仮想通貨)をメタマスクで使いたい場合は、手動でトークンをリストに追加する必要があります。
イーサリアムの残高表示の下「トークンを追加」をクリックして下さい。
検索窓に仮想通貨名やティッカーシンボルを入れると候補が現れます。最も使用頻度が高いと思われるテザー(Tether/USDT)で練習しましょう。
確認して「トークンを追加」をクリックして下さい。これで追加は完了です。
メタマスクは初期設定でイーサリアムのブロックチェーンと接続しているので、このままでもDefiを体験できます。
しかし、昨今のトランザクション混雑問題とガス代の高騰から、バイナンススマートチェーン(BSC)の注目度が上がっていることから、気になるDefiサービスがBSC上にある可能性は非常に高いです。
そこで、メタマスクをBSCに接続して、いざという時に備えておきましょう。
メイン画面の「Ethereumメインネット」をクリックして①、メニューからカスタムRPCを選択してください。
バイナンスの公式ページから、それぞれに入力するパラメーターを参照して入力して保存を押してください。
BSCメインネットパラメーター
ネットワーク名 Smart Chain
新しいRPC URL https://bsc-dataseed.binance.org/
チェーンID 56
シンボル BNB
ブロックエクスプローラーURL https://bscscan.com
これでメタマスクはBSCと接続できました。
ユニスワップなどイーサリアムのブロックチェーン上にあるDEXを使った後、パンケーキスワップなどBSC上のDEXを使う場合は、メイン画面の「Ethereumメインネット」をクリックすると、リストに「Smart Chain」」が追加されています。これがBSCの事ですので選択すれば切り替わります。
BSC上のトークンを追加する場合は、BSCに接続した状態でイーサリアム上のトークンを追加した時と同じ作業をすればパンケーキスワップの「CAKE」などをウォレットにリストアップできます。
トークンの追加の時、検索でも見つからない場合は「カスタムトークン」から「コントラクトのアドレス」を直接入力してください。
この時、偽物をつかまされないように、必ずコントラクトアドレスは公式サイトでコピーしましょう。
準備が出来たらメタマスクをDEXと接続してみましょう。DEXが提供するDefiサービスが利用できるようになります。
メタマスクのウォレット残高がゼロの状態でも、DEX内部をくまなく見る事が出来るのでDefi探求の旅に出てみましょう。
DEXはKYC(本人確認)無しで手続きを決済寸前まで進めることが出来る為、練習にはもってこいです。
ユニスワップ(UNISWAP)やパンケーキスワップ(PACAKESWAP)といった主要DEXの使い方は下記の記事を参照ください。
▶UNISwap(ユニスワップ)の使い方【初心者向け】
▶パンケーキスワップの使い方
DeFiの始め方の口コミ
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DeFiの始め方、やり方を細かく解説
初心者におすすめのDeFiサービス
前述の通りDefiはハイリスクハイリターンの世界なので初心者におすすめな物は少ないのですが、比較的リスクが少なくお勧めしやすいものはステーキングでしょう。
初期のステーキングは、ロック期間の長さに比例して利回りが高くなる定期預金のようなものがほとんどでしたが、最近はロック期間の定めがないか自由に変えられるフレキシブルステーキングが人気です。
フレキシブルステーキングを採用する仮想通貨であれば、自分のウォレットに入れておけは他に何もする必要がありません。
最近人気の仮想通貨の多くがフレキシブルステーキングを採用しています。
ATOM/COSMOSのステーキング
ステーキングで利益が得られる仮想通貨は沢山ありますが、この記事では手続きの簡単なATOM/COSMOSを例にご説明いたします。ATOM/COSMOSは年利で9~10%のステーキング報酬が得られるDefi銘柄です。
ただし、ATOM/COSMOSには価格変動リスクが有りステーキング報酬を価格下落が上回る可能性があります。
ATOM/COSMOSはPoSを改良したDPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用しています。DPoSでステーキング報酬を得るには、ビットコインのマイニングに相当するフォージング(鋳造)という承認作業を行うを行うバリデーターと言う人達に作業をデリゲート(委任)する必要があります。
フォージングが終わるとバリデーターに報酬が支払われ。バリデーターはその報酬の中から、自分にデリゲートしてくれた人(デリゲーター)に保有枚数に応じた報酬を分配します。
ATOM/COSMOSのステーキング報酬の受け取り方
ATOMのステーキング報酬を受け取る方法は
1, スマホアプリ「TrustWallet」を用意する
2, バイナンスなどでATOM/COSMOSを購入する
3, アプリにATOMを送金する
4, バリデーターを選ぶ
スマホアプリ「TrustWallet」はセキュリティの面でハードウェアウォレットに比べて若干の心配がありますが、初心者が少額試すくらいであれば問題ないと思います。
ATOM/COSMOSを持っていない場合、購入はアプリではなくバイナンスなど信頼性の高い取引所で購入し、受信するをクリックして表示されるアドレスに送金した方が安全です。
「バリデーターをデリゲートする」というと難しそうですが、ワンクリックで選べます。
TrustWalletのバリデーターのリストに表示されているAPRは、バリデーターの手数料を差し引いた後の数字なので明快です。
信頼性の高いバイナンスステーキングの場合APR7%です(2021年4月現在)
購入した仮想通貨をほったらかしにするだけで年利7%はかなり美味しいですね。報酬は毎日支払われるので複利効果も期待できます。
ただし、ATOM/COSMOSの価格下落リスクはありますので、投資は自己責任で行ってください。
DeFiに投資する上での注意点
初心者がDeFiサービスに投資する上での注意点を3つ挙げます。
ハイリターンが期待できるDeFiほどハイリスク
Defiサービスへの投資は増加し続けていますが「誰でもDefiをやれば儲かる」という性質のものではありません。前述の通り、Defiサービスには様々な種類があり、それぞれにリスクが存在します。
一般的に高い利益率が期待できるDefiサービスほど、損失リスクも大きい傾向にあります。SNSの匿名アカウントの儲かってるアピールを真に受けると痛い目を見る可能性が高いという事です。
DeFiは詐欺が生まれやすいというデメリットも
ユニスワップ登場後、SUSHI、SASHIMIと次々とユニスワップのクローンDEXが現れましたがSUSHISWAP以外のクローンはほとんど消えてしまいました。
DEXに限らずDefiサービスの多くはオープンソースのプロジェクトで、基本的なプログラミングの知識さえあれば誰でも同じ性能のDefiサービスを立ち上げる事が出来るから、詐欺まがいのプロジェクトでも見た目も機能も本家と変わらない品質にできるからです。
Defiサービスの多くが匿名のブロックチェーンプロジェクトによって作られている事も原因の一つでしょうが、プロジェクトが本物かどうかを見極める事は初心者には難しいでしょう。
インフルエンサーの煽りにのることなく、出来立てで評価が定まっていないプロジェクトへの参加は控えた方が無難でしょう。
DeFi(分散型金融)とは言えないDefiがある
Defiサービスの中でも人気のイールドファーミングや流動性マイニングは、Defiサービスに流動性を提供する事で報酬を得る仕組みです。
流動性を提供するために中央集権的に管理された資金プールに資金を提供する必要があります。資金があなたの手を離れた瞬間それは分散型ではないという事です。
分散型金融の流動性を高める為に非分散型の資金プールが必要というのは何とも皮肉な話ですが、その結果Defiが大きく発展したことは間違いありません。
人気の流動性マイニングに流動性を提供したあなたの資金は、Defiが持つリスクに加えて
中央集権的に資金を管理している第三者の信用リスク
中央集権的な資金プールがハッキングを受けるリスク
というDefiサービスには存在しないはずのリスクを負う事となります。もちろんリスクを承知で挑戦しなければ、年利1000%を超えるような非常識なリターンを得る可能性もゼロなのですが。
DeFiの主な種類
Defiと呼ばれるものは数多くありますが、現在積極的に利用されているものを紹介します。
DEX(分散型仮想通貨取引所
取引所に自分の仮想通貨を預けること無く、ユーザー間で仮想通貨の交換が出来るのがDEXの特徴です。仲介業者に仮想通貨を預ける必要が無く、信用リスクが少ない事と手数料が安いという特徴があります。従来は流動性の低さが欠点でしたがDefiブームで解消しています。
イールドファーミング
仮想通貨をDefi(分散型金融)で運用して利息収入などの利益を得る事をイールドファーミングといいます。レンディングプラットフォームに仮想通貨を貸し出して流動性を提供する「レンディング」、DEXの流動性プールのLPトークンを購入する事でDEXに流動性を提供する「流動性マイニング」などがあります。
レンディング
スマートコントラクトを使うことで、銀行やノンバンクなどの仲介業者を使うことなく仮想通貨のレンディング(貸付)が出来るようになりました。
ユーザーはレンディングプラットフォームに仮想通貨を貸し出し、借り手が支払う利子の一部を報酬として受け取ることが出来ます。
代表的なレンディングプラットフォームのコンパウンドでは、金利がアルゴリズムによって設定され、仮想通貨を借りたいという需要が高まれば金利も高くなります。
また、レンディングは融資を受ける事も出来ます。融資を受ける為にユーザーは仮想通貨を担保として用意しなければなりません。
流動性マイニング
今最も人気の高いDefiサービスが流動性マイニングでしょう。
中には年利1000%(≒1年で10倍)を標榜する物もありますが、ハイリスクハイリターンの世界である事は間違いありません。
中央集権的な取引所では売り注文と買い注文のマッチングはブロックチェーン外の「売り板」「買い板」管理されています。
AMM形式のDEXでは、ブロックチェーン上の流動性プールで自動的にマッチングが行われスマートコントラクトで即座に決済がなされます。
流動性プールに大量の仮想通貨をプールする事により流動性を高める為に、流動性を提供するリクィディティー・プロバイダーに高い金利を支払います。
DEXに流動性を提供し、報酬を受け取ることを流動性マイニングと呼びます。イールドファーミングの中でも最も人気が高い分野なので、イールドファーミング=流動性マイニングと考えている人が多いです。
ステーキング
ステーキングとは、対象の仮想通貨を使わずウォレットに入れ、ブロックチェーンのオペレーションに参加すると報酬を得られる仕組みです。
オペレーションに参加するのは初心者には非常にハードルが高いのですが、仮想通貨を保有するだけでオペレーションを委任する事が可能です。委任された人のオペレーションによる報酬は、保有割合に応じて按分され委任した人の報酬になります。
PoS(Proof of Stake)という承認アルゴリズムを採用している仮想通貨を保有するだけで株式の配当のように報酬が得られる仕組みのなので、仮想通貨を売買して売買益を得る(キャピタルゲイン)のでは無く、保有するだけで報酬を得られる(インカムゲイン)という点が人気の秘密です。
ロック期間と言って一定期間その仮想通貨を売買できないものもありますが保有期間に縛りが無いフレキシブルステーキングも増えてきています。
不労所得が好きな人向けのDefiサービスと言えるでしょう。