ネム(NEM/XEM)アップデート新通貨シンボル(Symbol/XYM)登場で爆益?

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【目次】

ネム(NEM/XEM)アップデート新通貨シンボル(Symbol/XYM)登場で爆益?

ネム(NEM)は2017年の仮想通貨バブル時から大型アップデート「カタパルト」で性能が飛躍的に向上するという期待感で日本で人気の高い仮想通貨です。バブル絶頂の2018年1月4日には過去最高値228.45円を記録しましたが、バブル崩壊とともに価格は低迷してしまいました。
 
しかし2020年3月のコロナショック以降、ビットコイン高&仮想通貨市場への資金流入に加え、大型アップデートへの期待感から2021年に入ってからも価格は順調に上昇しています。
 
大型アップデートの名称は商標権の問題からカタパルトからシンボルへと変更され、NEMをさらに進化させた、次世代ハイブリッドブロックチェーン「Symbol」が2021年3月15日に誕生する事が発表されてからは2017年バブルを思わせる爆上げとなっています。
 
シンボルプラットフォームの登場に伴い新しいネイティブ通貨 XYM(ジム)もローンチされることが決定、ICOは行わずネム(NEM/XEM)ホルダーに1XEM=1XEM+1XYMの割合で配布されることが発表された事が記録的な価格高騰につながったと考えられています。
 

 
 

ネム(XEM)価格は過去最高値を更新するのか?

 
ネム(XEM)の過去最高値は2018年1月4日の228.45円です。2021年3月9日現在価格は74~79円程度で取引されていてここから2021年3月15日までに3倍近い増加は難しそうに見えますが、そう思うと裏をかかれるのが相場、予想は非常に難しいです。
 
なおジム(XYM)が1XEM=1XEM+1XYMの割合で配布されますが、合計での時価総額は変わらない為3月15日以降ネム(XEM)の価格の下落は避けられません。
 
コインマーケットキャップによるとネム(XEM)の時価総額は$6,219,788,302.90で、希薄後(ジムのローンチ後)時価総額も同じ$6,219,788,302.90です。つまり、ある1枚の仮想通貨を持っていた人のウォレットが突然異なる仮想通貨が2枚入ってる状態になったものの資産の評価額は変わらない状態になるという事です。
 
将来性の高い新通貨の方が人気が高まると思われるため、枚数は1:1でも価格は1:1にはならないはずです。現在投資家はネム(XEM)とジム(XYM)の将来価格を予想しながらトレードしている状態です。
 

 
 

ネム両建てでシンボル(Symbol/XYM)丸儲けは可能?

 
価格がいくらになるのか予想は難しいものの3月15日のゼム(XEM)価格に対して3月16日にはゼム(XEM)価格は確実に下がるのであれば、ゼム(XEM)を空売りすれば儲かるのではないか?とか両建て(売り注文と買い注文を同時に入れる事)すれば価格変動に関わらず買い注文を入れたゼム(XEM)の枚数だけジム(XYM)がもらえるのではないか?誰もがそう思う事だと思います。
 
しかし、多くの仮想通貨取引所でスナップショット前は空売りや先物取引が出来ない状態だったり、できてもスプレッド(売り価格と買い価格の差)が大きすぎて儲けを出すのが非常に難しい状態になっています。
 
果敢に空売りを仕掛けようとするトレーダーが居れば必ず焼こうとする(空売り勢をロスカットに追い込むために大量の買い注文をぶつける)トレーダーが居るものです(米国株式市場で発生したゲームストップ事件は記憶に新しいですね)
 
リスクは大きいものの2021年3月12日のスナップショットから3月15日のローンチまでの3日間は大相場になりそうです。
 

 
 

ネム(NEM)のゼム(XEM)スナップショットでシンボル(Symbol/XYM)をゲットする方法

 

・ネム(NEM)のゼム(XEM)スナップショットのやり方

 
2021年3月15日ネム(NEM/XEM)はシンボル(Symbol/XYM)パブリックブロックチェーンをローンチします。ローンチ時、ネム(NEM/XEM)の保有者は、スナップショット時のXEM残高と等しいXYM残高を取得できます。
 
XYMを申請するために知っておく必要のある3つの重要事項
 
⓵オプトインは、すべてのXEMアカウント所有者がシンボル(Symbol)パブリックブロックチェーンでXYMトークンを受け取るため必要なプロセスです。オプトインは後述するスナップショットと異なり意識的なアクションを実行する必要がありますが、スナップショット後に行う事も可能です。NEMウォレットが更新され、Symbolオプトインモジュールが含まれるようになりました。これにより、NEMアカウントから簡単にオプトインできるようになります。
 
2021年3月12日(金)9時50分頃にスナップショットが実施されます。スナップショット時に所有している1つのXEMごとに、オプトインプロセス中に作成したシンボルアカウントに1つのXYMが割り当てられます。
 
③オプトインはあくまで意思表示であり、オプトインしてもスナップショット前に保有するXEMを全て売却してしまうとXYMを受け取る権利は得られません。
 

 
 

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シンボル(Symbol)のジム(XYM)とネム(NEM)とゼム(XEM)とはどう違うのか?

ネム(NEM)とゼム(XEM)とは?

 
ネム(NEM)は新しい経済運動(New Economy Movement)の略称で、は自由や平等に基づいた新しい経済圏をつくることを目標にしているブロックチェーンプロジェクトです。
正確にはプロジェクトとプラットフォーム名がネム(NEM)で仮想通貨名はゼム(XEM)なのですが、仮想通貨もネムと呼ばれることが多いです。
 
ゼム(XEM)の由来は ISO4217 で定められた通貨コードで特定の国籍に依存しない場合に先頭に X を付けることからきています。ビットコインのティッカーシンボルもBTC以外にXBTと略される事があります。仮想通貨の数が多くなり先頭にXを付けると同じティッカーシンボルの仮想通貨が乱立してしまうので最近先頭にXを付ける仮想通貨は見なくなりました。BTCをXBTと表記しても伝わらない事が多くなりました。
 
NEMコミュニティによって作成され、開発者のサンドボックス(内部でトラブルが発生しても他に影響が出ないようになっているクローズドな環境)として最適化されたNEMオリジナルのブロックチェーンは、正式にはNIS1と呼ばれ公式サイトによると2015年以降ダウンタイムや大規模な停止がゼロでありプロジェクトのすべてのニーズに対して信頼できるブロックチェーンだそうです。
 
ネム(NEM/XEM)のNEM NIS1ブロックチェーンプラットフォームは、スケーラビリティと速度のためにゼロから設計およびコーディングされ高いパフォーマンスを持っています。
 
NEM NIS1の強力なAPIインターフェイスは任意のプログラミング言語で使用できる開発のしやすさで世界中のエンジニアに利用されています。また、事実上すべてのアプリケーションのモジュラーカスタマイズに重点を置いて構築されてい深いスタマイズ性に定評があります。
 
NEM NIS1の2層アーキテクチャは、Eigentrust ++とインセンティブを与えられたパブリックノードネットワークの使用を通じてセキュリティを高めている点も特徴です。
 
投票、資産交換、および報酬ポイントは、NIS1で開発できる機能の一部に過ぎず、プラグアンドプレイアーキテクチャを備えたNEMNIS1は、プロジェクトに最適なブロックチェーンツールと言えるでしょう。
 
仮想通貨ゼム(XEM)の総発行枚数は上限が「8,999,999,999 XEM」と定められており、既に全て発行済みになっています。
 
取引承認方法(コンセンサスアルゴリズム)はPoI(Proof of Importance)を採用しています。ネムのネットワークを利用した取引の量や取引相手、XEMの保有量などからノード(ネットワークに参加している端末)の重要度を測り、それに応じて取引承認の権限を割り当てる仕組みです。
 
ビットコインなどが採用しているPoW(Proof of Work)によるマイニングと異なり、POIは所有するコンピューターの性能で得られる報酬が左右されない点が大きな特徴です。PoIへの参加で報酬を得ることをビットコインなどPoWのマイニングに対しハーベストと呼んでいます。
 
PoIに参加してハーベストで報酬を得るには最低10000NEM以上の保有が必要ですが、現在マイニングは高性能の専用機材が必須で個人が気軽に報酬を得られるようなものでは無くなっているのに対しPoIは個人のパソコンの性能で十分であり、24時間パソコンの電源を入れっぱなしなのローカルハーベストが嫌な人はPoIを他のノードに委任するデリゲートハーベストが可能です。デリゲートハーベストはほったらかしの不労所得と言えるでしょう。
 

 
 

シンボル(Symbol)のジム(XYM)とは?

 
その開発が伝えら始めた2017年ごろから多くのファンを待たせてきた大型アップデート「カタパルト」は、商標権の問題で名称をシンボル(Symbol)と改め、新通貨ジム(XYM)と共に2021年3月15日にローンチする事が発表されました。
 
シンボル(Symbol)は、開発者のサンドボックスとして最適化されたネム(NEM NIS1)の柔軟性、セキュリティ、速度、使いやすさを大幅に向上させたプラットフォームで、公式サイトによるとシンボル(Symbol)はクラス最高のブロックチェーンエンタープライズソリューションであり、ブロックチェーンプロジェクトの技術面を特に重視する日本の仮想通貨投資家の間で期待感が高まっています。
 
公式サイトによるとシンボル(Symbol from NEM)は、ネム(NEM)の次世代エンタープライズグレードブロックチェーンソリューションであり、企業がコストを削減し、複雑さを軽減し、イノベーションを合理化するのに役立つように設計されているそうで、柔軟性、セキュリティ、速度、使いやすさが大幅に向上したSymbolプラットフォームは、クラス最高のブロックチェーンエンタープライズソリューションだそうです。
 
シンボル(Symbol/XYM)もネム(NEM/XEM)同様のオープンソースプロジェクトでコミュニティが主導して開発が進められています。シンボル(Symbol/XYM)はネム(NEM/XEM)以上に高い処理能力を求めるユーザーや新たなユースケースに対応することを目的としていてネム(NEM/XEM)とは開発目的が異なる事からシンボル(Symbol/XYM)ローンチ後もネム(NEM/XEM)は存続して開発が勧められます。
 

 
 

シンボル(Symbol)のジム(XYM)とネム(NEM)とゼム(XEM)とはどう違うのか?

 
新プラットフォーム・シンボルのネイティブ通貨ジム(XYMは)旧型プラットフォーム・ネム(NEM)のネイティブ通貨ゼム(XEM)に比べ、ブロック生成速度がネムの1ブロック1分に対しジムは1ブロック30秒と半減しました。(ビットコインは1ブロック5分)
 
元々セキュリティの高さには定評のあったネム(NEM/XEM)に対しシンボル(Symbol/XYM)はさらに強化されたセキュリティ性能を持っています。ブロックチェーンの種類はネム(NEM/XEM)がパブリックなのに対しシンボル(Symbol/XYM)はパブリックとプライベートの混合のハイブリッドになっています。
 
シンボル(Symbol)のハイブリッドチェーンはパブリックチェーンおよびプライベートチェーン間での互換性があるため、ネム(NEM NIS1)はもちろん、ビットコインやイーサリアムのブロックチェーンとも連携可能です。
 
コンセンサスアルゴリズムはネム(NEM/XEM)のPoI(Proof-of-Importance)に対しシンボル(Symbol/XYM)はPoS+(Proof-of-Stake Plus)を採用しています。
 
PoS+(Proof-of-Stake Plus)はPoS(Proof-of-Stake)を改良したコンセンサスアルゴリズムです。PoS+ではPoIと同様に、ステークスコア(XYMの保有量)、取引スコア(取引による支払い手数料の総額)そしてノードスコア(ノードを運営しているかどうか)の3点で決まる「インポータンス・スコア」に加えネットワークでの最新活動状況や、他のユーザーからのハーベスティング委任量も考慮されているそうです。
 
また、インセンティブにインフレ報酬が含まれる点も特徴的です。
 
シンボル(Symbol)のジム(XYM)の総発行枚数の上限はネム(NEM)のゼム(XEM)と同じ8,999,999,999枚です。ネム(NEM)がローンチ時に全数(8,999,999,999NEM)発行されたのに対し、ジム(XYM)は約73億XYMをスナップショット時にホルダーが保有していたゼム(XEM)の量に応じてローンチ時にホルダーに1:1で割り当てられます。残りの約17億XYMは、インフレ報酬として100年かけて発行されます。
 
新たにXYMを発行する事で希薄化による価値の下落が起きないように、ジム(XYM)のハーベスティング報酬は100年間かけて少しづつ減少する設計になっています。この減少率はビットコインのインフレ率と連動しています。
 

 
 

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