魔界DeFiの詳細情報
総合評価: 未評価
口コミ総数:評価がまだありません
満足度 | まだ評価はありません |
---|---|
将来性 | まだ評価はありません |
期待値 | まだ評価はありません |
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魔界defiとは、イールドファーミング(流動性マイニング)のAPR(年換算利回り)が年利1000%を超える ようなDeFi案件を指す言葉。
非現実的なまでのHYIP(High Yield Investment Program≒高利回り案件)は数時間で2~3倍、1日で10~20倍に化ける事も有りますが、絶対的損失リスクも高く魔界と呼ぶにふさわしい鉄火場になっています。
DEX(分散型仮想通貨取引所)に流動性を提供する事で報酬を得るイールドファーミングの元祖はUniSwap (ユニスワップ)です。
レンディングのように仮想通貨に流動性を提供する事で報酬を得る仕組みはその前からありましたが、UniSwapはDEXに流動性を提供する点が新しく報酬も従来のサービスとは比べ物にならないほど高かったのです。
UniSwap以前のDEXはCEX(中央集権型仮想通貨取引所)と異なり、ユーザーから仮想通貨を預かる事はありませんでした。ユーザーはDEXがハッキングされることにより仮想通貨を失う心配がない代わりに流動性が低く、それがユーザー離れを招き流動性が上がらない悪循環に陥っていました。
Defi(分散型金融)プラットフォームはオープンソース(ソースコードを自由に利用、修正、頒布する事が出来るプログラムである事が普通なため、数多くのクローンが生まれました。
UniSwapから流動性を奪う事で急成長したSushiSwap(スシスワップ)も、DEXのイールドファーミングを手数料の安いBSC(バイナンススマートチェーン)上で実現したPancakeSwap(パンケーキスワップ)もUniSwapのクローンです。
UniSwapはDEXでありながらCEXの様に中央集権的にユーザーから仮想通貨を集め、集めた資金を一時的に取引に利用する事で流動性不足を解消し迅速な決済を実現しました。
CEXのオーダーブックに代わり、AMM(Automated Market Maker)がDEXのオンチェーン取引を可能にしたのです。
AMM型のDEXで仮想通貨を交換する考え方は以下の通りです。
1. 特定の仮想通貨ペア(ex:BTC/ETH)があらかじめ流動性プールにリクイディティ・プロバイダ-(Liquidity Provider≒流動性の提供者)によって提供され、
2. 仮想通貨の交換を希望したユーザーが、自身の保有する仮想通貨を流動性プールに加え、
3. 流動性プールに蓄積された仮想通貨を引き出すことにより、交換を完了させます。
流動性を提供する投資家(LP)は2つの仮想通貨をペアで同じ枚数提供するのが基本です。DEXでも2つの仮想通貨はLPのウォレットからDEXの流動性プールに送金される必要があります。流動性を提供すると2つの仮想通貨のペアの名前を冠したLPトークンが発行されます。
イールドファーミングの報酬は2つの仮想通貨ではなく、そのLPトークンで支払われます。
「手数料は安いが過疎化がひどくて使い物にならない」
というDEXのイメージはすっかり過去のものになりDefiブームはDEXブームと言っても過言ではない盛況ぶりです。
流動性を提供するユーザー(LP)に高い報酬を与えることで集められた仮想通貨は、ユーザーのウォレットから流動性プールと呼ばれる口座に集められるため、Defiとは呼べないという批判もありますが、この仕組みにより大手CEXと同等の取引量を誇るDEXが数多く現れました。
その一方で流動性プールに流動性を提供するリクイディティ・プロバイダ-が多ければ多いほど、一人当たりの報酬が低くなる(≒APRが下がる)為、好んでAPRが異常に高い新興DEXの流動性プールに突撃するギャンブラー気質の投資家が増え始めました。
そして需要に応えるがごとく、数え切れない程のDEXが生まれました。前述の通りUniSwapのようなDEXはオープンソースなので基礎的なプログラミングの知識があれば簡単にコピーが作れてしまうからです。
高いAPRを謳っているだけで未完成のような状況でローンチされてしまうDEXや、運営による流動性資産の持ち逃げ(Rug Pull)も横行し、イールドファーミング業界はカオス状態に陥ってしまい、そのカオスの中で生まれた新興DEXのなかでも高いAPRを提供するものが魔界Defiと呼ばれるようになりました。
引用元:UniSwap
魔界DeFiの口コミ
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魔界DeFiの始め方、探し方まで解説
魔界DeFiの始め方
魔界Defiと呼ばれるDEXの多くはBSC(バイナンススマートチェーン)上にあります。UniSwapがあるイーサリアムブロックチェーンが高騰するガス代の為「高APRでも手数料負けする」状況が発生した為です。
初めてBSC上に誕生したAMM型DEXがPancakeSwapです。1000万円相当の流動性を提供しないと手数料負けすると言う噂のあったUniSwapと違い、手数料の安いBSC上にあるPancakeSwapは小資金で一攫千金を狙う投資家から熱狂的に支持されました。
現在魔界Defiと呼ばれるDEXの多くはBSC上にあり、PancakeSwapを魔界への入り口と評する人もいます。
オンラインウォレットの用意
CEX(中央集権的仮想通貨取引所)しか使った事がないという仮想通貨投資家の中には、CEXの口座をウォレット代わりにしていて自分のウォレットを持っていないと言う人もいます。
セキュリティ上危険なだけでなくCEXとDEXを直接つなぐことは出来ないので、まずはオンラインウォレットを用意しましょう。
当サイトでは最も使われている「メタマスク」を推奨しています。イーサリアムやBSC以外にも魔界Defiが存在するブルックチェーンは存在しますが、メタマスクはほとんどすべてのブロックチェーンに対応している為、不安が出る事は無いでしょう。
PCとスマートフォンで利用可能で、。PCで利用する場合は、Webブラウザの拡張機能として利用します。メタマスクはGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefoxの他BATのBraveにも対応しています。
スマホで利用する場合はブラウザーではなく専用のアプリをインストールする必要があります。iPoneとAndroidに対応しています。
セキュリティ面ではコールドウォレットには及びませんので、特にスマートフォンにインストールする際は注意が必要です。
メタマスク使用上最も注意すべき点は。パスワードとパスフレーズの管理です。パスワードはアプリを起動する際必要になるもので、パスフレーズはアカウントの復活に必要になるものです。
パスワードを忘れる事は無いかもしれませんが、PCやスマホの買い替えなどアカウントの引継ぎの際必要になり、これを紛失すると最悪の場合ウォレット内の仮想通貨を全て失う可能性がある為厳重に管理しましょう。
メタマスクをインストールしたPCにパスフレーズをテキストで保管するのは危険です。パスフレーズは印刷してPC内部に残さない工夫をしましょう。
パスフレーズは鉄板にレーザー加工で刻み込んみ、銀行の貸金庫に隠している人もいます。
バイナンスでBNB(バイナンスコイン)を購入する
BSC上で魔界Defiを楽しむには、BNB(バイナンスコイン)が必須です。
BSCは世界最大の仮想塚取引所バイナンスがローンチしたスマートコントラクト機能とイーサリウム仮想マシン(EVM)との互換性に特化したブロックチェーンエコシステムで、BNBはそのネイティブトークンです。
バイナンスは海外取引所ですが日本語にも対応しているので安心ですし、BNBは2021年2月から爆上げし5月に調整は受けたものの依然将来有望な仮想通貨と言えるでしょう。
BSC上の魔界Defiに送金する際も出金する際も手数料がBNBで支払う必要があるため、どの魔界でイールドファーミングするとしても、一旦資金をBNBに変えDEXでBNBを投資したい仮想通貨と交換する方が合理的です。
その際、すべてのBNBを使い切ってしまうと出金の時手数料が足りなくなってしまうので、必ず手数料分のBNBは残しておきたいものです。
BNBをウォレットに送金する
購入したBNBをウォレットに送金する事で魔界DefiにBNBを送金できるようになります。メタマスクを使用する場合デフォルトでイーサリアムのネットワークに接続されているので、BSCに変更する必要があります。
メタマスクに手動でBSCを追加するには設定のメニューからネットワーク→カスタムRPC→ネットワークの追加と編集の順で以下の設定を入力してください。
ネットワーク名 Smart Chain
新しいRPC URL https://bsc-dataseed.binance.org/
チェーンID 56
シンボル BNB
ブロックエクスプローラーURL https://bscscan.com)
BNBに接続した状態でアカウント名をクリックするだけでウォレットの送金アドレスがクリップボードにコピーされます。
魔界DeFi、稼げる案件の探し方
魔界Defiと呼ばれるDEXは数多くあるだけでなく、毎日のように新しいDEXが現れては消えています。その魔界に上場する仮想通貨も同様で、その中から利益が出る仮想通貨に流動性を提供するのは意外と手間がかかります。
魔界DeFi探しに便利なツール
魔界Defi探しはスピードが肝心です。イールドファーミング(流動性マイニング))のAPRは参加者が少ないほど高いので、ライバルよりも早く有望な魔界Defiを見つけたいというのは全ての投資家の本音でしょう。
APRが高いほどイールドファーミングのリスクも高まりますが、そのリスクを避けるのであれば最初から魔界Defiを利用せず信頼性が高い代わりにリスクとAPRが低いプールを探した方が効率は良いでしょう。
・MOONARCH
MOONARCH(https://moonarch.app/)はBSC(バイナンススマートチェーン)上に新しく誕生した仮想通貨を見つけることが出来るトレーディングツールです。価格の上昇している通貨を抽出できるだけでなく、その通貨を使ったイールドファーミングが可能かどうかまで調べることが出来ます。
・Poocoin
Poocoinは全てのBSC上の仮想通貨チャートを表示でき、メタマスクなどのウォレットを接続すればDEXで交換もできる優れものです。魔界Defiに上場する草コインはコインマーケットキャップやコインゲッコではチャートは表示されない事が多いので、魔界Defiの下調べにはMOONARCHとペアで必須のツールになっています。
魔界DeFi、撤退時期の見極め方
魔界コインはその信頼性の低さ、将来性への期待値の低さから、早めのエントリー早めの利確または早めの撤退が鉄則となります。
日本株のストップ安のような値幅制限に無い仮想通貨では、売りシグナルが出てからでは遅い事が多いからです。42億分の1という天文学的大暴落を記録したTITAN(IRON Titanium Token)の場合、下落に気づいたホルダーのほとんどは売る事も出来ずなすすべも無かったでしょう。
高いAPRのマイニングプールや新しい魔界Defiは毎日生まれているので、一つに固執することなく調子のいい間に勝ち逃げするのが最も利益率の高い投資スタンスになります。
下落前に撤退すればLPトークンから仮想通貨の現物への交換にも有利な事はいうまでもありません。運営がうまく言ってる間は持ち逃げも起きにくいので一石二鳥です。
「TVL (Total Value Locked≒流動性プールにロックされた資金)が何百万ドルあれば安心」という話を耳にするかもしれませんが、そもそも運営が最初からだますつもりだったら意味がありません。くれぐれも魔界を過信しないようにしましょう。
引用元:SpiritSwapFinance
魔界DeFiの種類について
魔界Defiは接続しているブロックチェーンの種類でも分類できます。
BSC(バイナンススマートチェーン) の魔界Defi
UniSwapのイールドファーミングはイーサリアムブロックチェーン上にローンチされた最初のAMM型DEXです。仮想通貨投資家の圧倒的な指示を得て、バージョンアップしたUniSwap(V3)もコインマーケットキャップのDEXランキングで1位をPancakeSwap(V2)を押さえ1位になっています。
しかし、UniSwapは魔界と呼ぶにふさわしい高APRのプールは少なく、やはり魔界Defiといえばイーサリアムでは無くBSC(バイナンススマートチェーン)という仮想通貨投資家は多いです。
Swamp.financeはBSC上のイールド・オプティマイザー(アグリゲーター)です。
一般的にイールドファーミングではLP(流動性プロバイダー≒投資家)が①投資②報酬を回収③報酬を再投資という作業を繰り返す事で複利運用します。
流動性を提供してもらえるLPトークンをSwamp.financeのSwamp Vaultsに預ける事で回収と再投資をSwamp.finance独自戦略を用いて自動化し、より効率的なガス利用によって高い利回りを実現するファーミングです。
同様のサービスにはPancakeBunny、Beefy、autofarm、Jetfuelなどがありますが、見た目の魔界っぽさでは断然Swamp.financeでしょう。
匿名が常識のDefiプロジェクトにしては珍しく運営がはっきりしている点は魔界らしからぬ信頼性を生んでいます。
引用元:SwampFinance
Polygon(ポリゴン)
ポリゴン(Polygon)は、2017年にイーサリアムのスケーリング問題の解決を目指して誕生したプロジェクトで、当時はマティック(Matic)という名称でした。
メインネットローンチは2020年6月で、2021年2月にポリゴン(Polygon)としてリブランディングしました。
日本国内のブロックチェーンプロジェクトのマイクリプトヒーローズやNFTマーケットプレイスのnanakusaなどでも活用されています。
Defi分野ではAsveやInstaDappに利用されている他、イーサリアムブロックチェーン上のUniSwapのコピーとして誕生し、その流動性を奪って急成長したものの運営のゴタゴタで破綻寸前まで行った「元祖魔界Defi」のSUSHISUWAPもPolygon上にデプロイ(配備)された事が発表されています。
Polycat Finance はVaultsと呼ばれるLPトークンの自動複利運用を可能にしたDEXでAPRを複利運用益を加えたAPY(年利)が〇億%に達してしまう事がある正真正銘の魔界Defiです。
引用元:SwampFinance(https://swamp.finance/)
Fantom(ファントム)
Fantom(ファントム) はビットコインやイーサリアムが直面しているスケーラビリティ(拡張性)の問題に対応すべく、高速性、安全性、分散性のすべてを満たしたaBFT方式のコンセンサスアルゴリズム「Lachesis」を実装したオープンソースのスマートコントラクトプラットフォームです。
Fantom はPolygonにもデプロイされていた「SushiSwap」、BSCとFantom両方に対応する「HYPERJUMP」、お化けと呼ばれる独自通貨「Spirit」を持つ「SpritSwap」、猫と呼ばれる独自通貨「BOO」を持つ「SpookySwap」などが人気です。
引用元:SpookySwapFinance(https://spookyswap.finance/)
魔界DeFiに投資する際の注意点
魔界DeFiの最大の魅力は高いAPR(年換算利回り)ですが、魔界Defiでのイールドファーミング(流動性マイニング)には
・変動損失(impermanent loss)
・スリッページ(slippage)
・ハッキング(Hacking)や持ち逃げ(Rug Pull)
と言ったリスクがあります。
変動損失(impermanent loss)とは、プールに仮想通貨を入金した時と出金した時の価格の変動で起こった損失のことを言います。魔界Defiに上場する仮想通貨は価格変動の激しい草コインが多いので、損失リスクは非常に大きくなります。
スリッページ(slippage)とは、自分が注文した価格と実際に約定した価格に生じるズレの事です。変動損失(impermanent loss)の大きいLPトークンはスリッページによるリスクも大きくなる傾向があります。
最後にハッキング(Hacking)や持ち逃げ(Rug Pull)ですが、魔界Defiのシステムが簡単いコピーで作れてしまう関係で、あからさまに詐欺目的で作られたDEXが大量につくられ、持ち逃げ(Rug Pull)も毎日のように発生しています。
イールドファーミング(流動性マイニング)は流動性確保の為に投資家が仮想詰通貨をプールに送金しないといけない特性がリスクを高めているとも言えます。
魔界Defiで利益を上げようとして詐欺にあって仮想通貨をRugられてしまっては元も子もありません。単純にAPRの高いプールを探すのではなく、DEXの信頼性を客観的に判断する必要があります。
魔界DefiがUniSwapのコピーを作るだけで作れますが、中には手抜きで別の魔界Defiの色とが層を買えただけの物や、すべての機能が実装されていない作りかけ禍と思うようなも物など、一目見て詐欺目的とわかるようなDEXもあります。
魔界Defiは怪しいものですが、明らかに詐欺としか思えないような所は避けましょう。
魔界に限らずDefiは匿名のブロックチェーンプロジェクトである事が多いので、客観的に信頼性の高いプロジェクトを探す事は難しい為、怪しすぎる所を避ける以外にないのが実情です。
BSC上の魔界コインに場合、BSCScan(https://bscscan.com/)で、コントラクトを確認するという方法もあります。
BSCScnで魔界Defiのガバナンストークンのコントラクトをチェックしてみましょう。コントラクトが検証済みであれば、緑のチェックマークがついていて「Exact Match=完全に一致」「Similar Match=ほぼ一致」と言った検証結果が表示されます。
完全に一致していれば少なくともポンジスキームではなく、流動性マイニングが表示通り機能していると言えます。
しかし、コントラクトが検証済みの魔界Defiが持ち逃げした例もあるので絶対ではありません。
また、魔界Defiでは変動損失とスリッページは不可避なのでこれらを避けるには魔界Defi事態から手を引く他ありません。「騙すか騙されるか」くらいの心構えで投資しましょう。